![相続の大切なポイント](https://www.souzokuu.com/wp-content/uploads/2023/04/ac11.png)
相続と相続人についての、
「法的な解釈」
を知りたい。
こんなテーマの内容です。
相続と相続人について、わかりやすく説明しています。
![相続の大切なポイント](https://www.souzokuu.com/wp-content/uploads/2023/04/ac41-e1689563264953.png)
このページでは、
相続
と
相続人
について法的な見方を含めて説明しています。
相続とは
![相続の大切なポイント](https://www.souzokuu.com/wp-content/uploads/2023/04/2047-e1690080849683.png)
相続とは、亡くなった人(被相続人)の財産を、相続人が引き継ぐことを言います。
その際、
積極財産と消極財産
を引き継ぐことになります。
積極財産とは、
現金や不動産、有価証券などのプラスの財産
のことを言います。
それに対して、消極財産とは、
いわゆる、借金(債務・マイナスの財産)
のことを言います。
ですので、消極財産が大きい場合は、相続する際に、
限定承認
あるいは、
相続の放棄
という方法をとることもできます。
その際には、期限等の条件がありますので、注意が必要です。
(相続の開始を知ったときから3か月以内)
相続人
![相続の大切なポイント](https://www.souzokuu.com/wp-content/uploads/2023/04/ac25-e1689563227711.png)
その次に、
子供が、第1順位
となります。
子がいない場合は、
父母など(直系尊属)が、第2順位
として、相続人になります。
(配偶者と直系尊属が相続人)
子や父母など(直系尊属)がいない場合は、
兄弟姉妹が、第3順位
として、相続人になります。
(配偶者と兄弟姉妹が相続人)
相続権を失う場合
![相続の大切なポイント](https://www.souzokuu.com/wp-content/uploads/2023/04/7411-e1690080763967.png)
相続人に、重大な事情がある時は、相続権を失う場合があります。
下記の2つのケースがあります。
相続欠格
相続人に違法行為(背信的行為など)があった場合は、法律上、当然に、相続資格を喪失することになります。(民法第891条)
背信的行為とは、被相続人(相続する側)に対する犯罪的行為や、遺言書の偽造といった違法行為が該当します。
相続廃除
被相続人に対して、虐待や侮辱、非行があった場合は、被相続人は、相続の廃除を家庭裁判所に請求するこができます。(民法第893条)
また、その取り消しもすることができます。
以上、相続と相続人についての説明でした。
![相続の大切なポイント](https://www.souzokuu.com/wp-content/uploads/2023/04/ac18.png)